令和最初の暮れ行く日々としじまの中で。

今年も残る日々を数えるほうが少なくなってしまった。まだまだじっくりと振り返っている暇は全くと言っていいほどない。ここ数年　年をひとつ重ねるごとに　肩にのしかかる重みが増してきてるのが判るような気がしてならない。否　そういう世代になったことに気付くのが本当は遅いのだろう・・・。

平成最後の桜を見上げた頃から
よりめまぐるしい日々の
プロローグを迎えたようだった。

湧き立つ雲の季節が来る頃には　ほぼ毎日親の入院して
いる病院に面会に行き　自家用車の故障のためしばらく
電車に毎日乗る生活。時々自分は何しているんだろうと
連日続く猛暑酷暑の中で　ふと思いホームに入って来た
地下鉄の熱い風で我に返ったり。今思うとやっぱり疲れ
ていたのだと振り返る。お盆の頃には車に続き愛用して
いたパソコンがクラッシュして使用不能に。約三か月間
ネットワーク（ＷＥＢ）から全く断絶された生活に。　

面会に行っていた病院の近くに　千葉有数の梨農家さん
が点在しているので　今年は例年の倍以上　香水・豊水
あきづき・新高と食した。多分生まれてからこんなに梨
を買って食した年はなかっただろう。　　　　　　　　

九月の台風15号の時には　屋根のトタンが剥がれてしま
う被害に遭い現在も養生のまま。雨漏りはその後してい
ないから養生はばっちりなのだが　夜中に剥がれたとき
には　昔に見たバラエティ番組の雨漏りのシーンように
皿やバケツを並べても無情な仕打ちは続き　落胆のため
息しか出てこなかった。しばらくして親は退院したので
すが現在でもあまり良いほうに向かっているようには感
じづらい日々が続いている。当人も自分も焦っているか
らよりそう感じるのだろう。不甲斐なくて自己嫌悪に陥
りそうな日　いらいらしちゃって当たってしまう自分に
さらに気落ちしちゃって。　　　　　　　　　　　　　

日に日に街中は鮮やかなライトアップにきらめく中
数日後には　令和最初のクリスマスを迎えようとして
いる。願いが叶うなら病状が悪くなる前に近い状態へ
親の心の病が回復してくれれば！　　　　　　　　　

心が折れそうになる時も少なくないのだけれど　ＷＥＢ
環境が復活し心配かけてしまってないか気になっていた
ブログも再開できて　とても大切なブロガーさんたちと
また触れ合うことが出来ること　そして皆さんの存在が
今はとても有り難くて嬉しい。　　　　　　　　　　　
そして　今　早送りで細かなことまで思い出せない多忙
であったであろう日々を振り返っている。　　　　　　

当たるも八卦　当たらぬも八卦ということをよく耳に
する。今年は自身にとって新たなことに着手し未来の
種蒔きをするには　うってつけの一年であると知りな
がら何も着手することが出来ていない。もしかしたら
見えていないだけだろうか？　　　　　　　　　　　
来たる年は　ため息をつかない一年であってほしいと
今年最後の記事を備忘録としたい。そして残り少なく
なった今年を無駄なくこなしてゆきたい。　　　　　

聖なる夜の鐘が鳴る前のしじまの中で・・・。