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昨日まで暑かったのに 急に季節が変わろうとしている。 [おぼえがき]

今年の夏は えらく長かったように思える。暑さ寒さも彼岸までとはいうものの 涼しくなっては真夏日になったり ようやく神無月に変わり約一週間を前にしたところで 降り出した雨が涼しさより肌寒さを連れてきたみたいだ。

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月と夜すべり(サルスベリ)

結局は・・・というより 仕方なく夏を楽しむこともなく日々の生活に追われて 生活のほとんどが親の介護と家事に追われて床に就くと布団も掛けずにたちまち寝入ってしまう。夜半にトイレに行きたくなり目を覚ますと丑三つ時。ここ数日は毛布を二枚重ね ふたたび肩先に掛けなおす。

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何の花だろう?ススキが目立つ雑草畑の傍らに。

秋風が空回りしているような音が聞こえてくる。もう汗まみれの日は戻らないだろう。少し安堵。親は衣替えをしているようだ。自宅の生活に戻り三カ月が過ぎる。症状は安定しているようだけれど ときおり認知機能の低下を感じることがある。進まぬことを願うばかり。腰が足が・・・どこどこが痛いと愁訴するが年を重ねたことによるものらしい。デイ・サービスにもかなり慣れたようだ。

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実りの秋

春と秋が短くなり 二極化を感じる昨今の気候。それでも小さな四季を感じると時は流れていることに気付く。平均寿命が長くなったとはいえ 衰えを感じる親のこと以上に自身の これからが見えないことに不安が膨らむことを感じながらも 立ち止まって考え込む余裕はない。否 考え込むと前に歩み出す歩数がおろそかになるのが怖い。このまま進んでいることが今の自身には適当なのだろう。なんとかなるさ。と呟き。

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食材の買い出し時に見かけたオブジェ
今迄なんとも思わなかったが 人と人が向き合っている

ように思えた。それぞれが親と子であり子と親であり。

医療機関や老健にいた頃よりは かなり実生活に覇気を感じる。先日も ようやく実祖母(親からすると実母の仏壇がある弟宅へ)の仏壇に手を合わせに連れて行くことが出来た。身体が思うように動かなくなる前に リハビリを兼ねた外出だけれど そろそろ一枚多く羽織らせなくてはなと。
外から枯葉が風に踊らされる音が流れてくる。

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週末 雨があがったら
中秋の青く高い空が見えるのだろうか。

もの思う秋。。。そんな余裕もなく あっという間に師走を感じるようになるんだろうな。
ラジオから午後から徐々に気温が下がってくると・・・。昼の用意をせねば。
今、突然に季節が変わろうとしている 令和四年の神無月の中にて。

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