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今、岐路に立っているのだろう。 [おぼえがき]

いろんなことが大きく変わろうとしているのだろうか。
仕事に介護にプライベートに・・・。

そんな中に多々葛藤する自分自身がいる。
毎日同じことに ああでもないこうでもないと。
不快だ。疑心暗鬼になる。即答えを出したい。
しかし、それは一時的な解決にしかならない。
それでも 闇に葬り去るようなことで済むならいい。

すべてを捨て去ることが出来るならどんなに楽だろう。
でも、大切なものまで失ってしまうことが一番の葛藤なのだ。
それを引き換えに 新たなことを得られたとしても
何処かに小さな後悔が芽生え やがて成長する。

この世に生を受けて 物心ついたころから 同じような葛藤が
幾度となく過ぎて行った。
善と悪は紙一重である。完全なる善、そして完全なる悪だけが
存在することはないはずだ。
迷うからこそ人間なんだと思う。それが当たり前なのだと思う。
哀しいかな。それを知ってか知らぬか臆病者のように抱え過ぎ行く者を何度見てきただろうか。
寂しいから振り向いてほしい。構ってほしい。
自分には出来る許容が不甲斐なく乏しい。どうしたら良いだろう。

自分もまた、誰かを求めようとする。それは鏡を見るようなこと。その鏡の存在を知らないものは更に哀れだと。

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新しい扉を開けることに躊躇するのは 年を重ねてきたからなのか。
見なくともいい世界を
見ざるを得ない道を選ばなくてはならなかったからなのか。
傷をつけることは容易い。しかし、それには自身も傷つく。
夜が明けようとしている。また葛藤を排除しようとする日が明ける。
それで良いのだろう。それで良いのだろう。
心に生った実が熟す。甘いか酸っぱいか。これもまた紙一重。

大雪という名の節の中にて。

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