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疲れて眠る。あたりまえを感じる日常の中で。 [イマージュ]

過ぎた風を振り返るが如く 呆然と感じるうちに盆が
終わった。今年は梅雨明けが遅かったせいで八番目の

月が中旬を過ぎても暑さが。残暑というものではない
だろう。週末は関東でも摂氏40℃という予報さえ。
ここは どこなんだろう・・・。         
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子供の頃の夏は こんな気温は経験したことはなかった。
昼間は暑いから涼しいうちに夏休みの宿題をやってしまい
なさいなどといわれた記憶と共に 嫌々つけた天気と気温
さえかんかん照りの晴れでも33℃を超えることなど稀で
あった。宿題は結局涼しい時間にはやらなかったけれど。
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今年も無事に盆の行事をつつがなく済ませたが 疲れの
せいだろうか?浅い眠りのせいだろうか? 時の流れが
過ぎ去ってからわかるようなことが多くて。     
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いつも見守ってくれている先祖には現状を感謝と共に
伝えた心算だがどこか流れ作業のように時間に追われ
て振り返るように この記事を記している。    
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八番目の月が終わりを迎えるような時期 子供の頃は
もっと時間が有ったら良いのにと だらしない自身を
悔やみながら夏休みの宿題を眠い目をこすりながらに
やっていたことを毎年のように思い出す。しかし夏休
みが始まった頃は 永遠のような果てしない時間を感
じたものだが 今はそんな心花(ときめき)さえ夢で
ある。他人と比較をしたって答えにはならないけれど
見えない未来がもどかしい。否 誰もそうであろう。
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このまま年を重ねて あの頃やっておけば良かった 
どこそこへ行っておけば良かった・・・と悔やむのでは
ないかと思って焦る。老いることへの不安を周りを見て
感じる世代に踏み出した。ひとはそうやって諦めを覚え
るのだろうか?私は正直欲張りだ。口にはしないけれど
きっといつかは!と思って来たけれど やがてどうでも
良くなってくる。                 

夢を失いかけている者に どう夢を持って新たな一歩を
踏み出してもらえるか なかなか答えが見つからない。
夏休みは無いけれど 今年の夏の宿題は終わらせること
(少しでも先に進めること)が出来るのだろうか。   

そんな送り盆を終えた 蝉の音も止んだ深夜のしじまの
中で。                      

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